辛い肩こりがあると湿布やロキソニンテープ、モーラステープなど様々な市販薬で辛い肩こりを和らげようと思いますが、ロキソニンテープは本当に肩こりに効果的なのかご紹介します。
ロキソニンテープとは
市販薬のロキソニンテープであればドラッグストアでも購入可能なロキソニンテープは抗炎症作用のある貼り薬で、炎症に伴う張れや痛みなどを和らげる効果がある医療用のテープになります。
主に筋肉痛、捻挫などの怪我、疼痛、鎮痛に効果があります。
一般的な湿布とは異なり第一類に該当するため医薬品扱いになるため張り薬だと思っていただくとイメージはしやすいです。
湿布は冷たく冷える感じですが、ロキソニンテープで肩こりを和らげようと貼ると冷たさは感じないのが特徴です。
肩こりにロキソニンテープは効果的なのか
結論から言うと、肩こりが酷い時にロキソニンテープを張る事は効果的になります。
理由は、ロキソニンテープに入っている薬品は抗炎症作用のある薬として働く事や痛みを感じにくくする事で一時的にロキソニンテープの効果で肩こりを和らげることはできます。
あくまで一時的に肩こりを和らげてくれる事になるので、ロキソニンテープを剥がして数時間後にはまた辛い肩こりに戻ります。
剥がして、貼るを繰り返すこともできますが長時間貼り続けたり夏場などロキソニンテープを貼っている箇所が汗ばんだり濡れていると発疹、発赤、かゆみ、かぶれなどの症状を引き起こしてしまうため半日以上ロキソニンテープを貼り続けて肩こりを和らげようとする事はおすすめできません。
どんな肩こりにロキソニンテープは使えるのか
重ダルイ肩こり、ズキズキする肩こり、鈍痛のような肩こりなど全般的に使う事ができるのがロキソニンテープになります。
ただし、第一類医薬品のためドラッグストアなどで購入する際は薬剤師から直接購入する必要があります。
どのような症状なのか、どんな辛さなのかを伝え相談してから使用する事が前提になりますので、ご利用の際はむやみやたらに使用しないようにしましょう。
ロキソニンテープで肩こりは治せるのか
ロキソニンテープは痛み止めのようなものになるため完全に肩こりを治す事は難しいです。
肩こりの原因の根本は日々の生活習慣の蓄積によって引き起こされるものになります。肩こりの根本を改善しない限り肩こりが治る事はありません。
肩こりを治すためには
慢性的な肩こりを治すには日々の生活習慣を見直すほかありません。
マッサージや骨盤矯正などを行ったとしてもあくまでその時の辛さを軽減させる事や自然治癒力を上げるために肩こりのマッサージや矯正をするため根本的な改善とはいえません。
人間はもともとは四足歩行で直立歩行をしたり座った姿勢を取る事自体が体に負担がかかる動作のため100%肩こりを防ぐ事はできませんが日頃の姿勢や生活習慣、寝具などを見直す事で軽減する事はできるので意識して改善を図ってみましょう。
今の辛さをどうにかしたい方はロキソニンテープや鍼を刺すことも効果的になるので刺さない鍼についてはこちらをご覧ください。
肩こりにおすすめ！刺さない鍼
肩こりに効くツボの紹介
辛い肩こりにはツボを刺激する事で軽減しやすくなります。
肩こりが辛いけどロキソニンテープがないという方やセルフケアをしたい考えている方にもおすすめです。
- 肩井（けんせい）
肩こりのツボと言ったら肩井
肩こりをほぐす効果がかなり高く鍼灸師の先生もまずはここに鍼を刺すところになります。
首を前に曲げたときに、首の付け根の出っ張る骨と肩先の真ん中で、肩の盛り上がっている辺りになります。 - 天柱（てんちゅう）、風池（ふうち）
どちらも首の後ろ側の少し上に位置するツボです。
天柱は、後頭部の髪の毛の生え際にある頭の骨を触ると真ん中に窪みがあります。
その窪みから左右に指2本分外側にあります。
風池は天柱から指4本分外側の個所にあります。
この2つのツボは首と肩の血行が良くなる効果があり肩こり、首のこり、眼精疲労にも効果的です。 - 肩井穴（けんせいけつ）：肩こりや肩のこわばりを解消するツボです。肩甲骨の外側にあります。親指や人差し指を使って、穴を指圧します。深く息を吸って、吐きながら力を加えると効果的です。
- 肩中兪（けんちゅうゆ）
頭を前に倒した際に首の後ろに出っ張っている骨があり、その少し斜め下に位置します。
肩井と同じ肩こりと言えばのツボで腕のしびれや背中全体の痛みにも効果的になります。
温めて肩こりを緩和させる
肩こりの原因は血行が十分に巡らない事で重ダルイなどの症状を引き起こしますので温めて血流を巡らせることも効果的になります。
ゆっくりお風呂に入る事やカイロを当てて温める事が効果的になります。
夏場であればクーラーでの冷えが原因で筋肉が固くなってしまうので冷房が効いている室内では薄い服を1枚羽織るくらいが身体に負担をかけないポイントになります。
ストレッチをする
長時間同じ姿勢が続く時は少しでも身体を動かすようにしましょう。
1時間に1回は肩や首を回すように動かしたり伸びをするだけでも負担はかなり減少し肩こりになりにくくなります。
肩こりが辛くなってからのストレッチではなく辛くなる前にストレッチをすることで健康的な身体を手に入れやすくなります。
まとめ
辛い肩こりにはロキソニンテープは効果的になりますが、あくまで一時的な処置になります。
肩こりを改善して健康になるためには日々の姿勢を意識しながらストレッチや鍼などで刺激する事が改善への近道になりますので、薬がいらない健康的な身体で過ごせるように肩こりを改善していきましょう。
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